介護・看取り・がんにまつわる社員への寄り添い方セミナー

産業医療職を企業に派遣するプライマリー・アシスト株式会社様にて、表題のセミナーを行いました。

 

介護・看取り・がんにまつわる社員への寄り添い方セミナー

こんな相談、増えてませんか?
【介護、親の看取り、がん…】

病院で聞くことじゃない、行政で聞くことじゃない。
カウンセリングや講座を受けるのもなんか違う。
だけどどうしていいかわからない…
もし看護師さんに聞ける機会があったら聞いてみたいなーというのが、病気や介護問題を抱えている人の実情ではないでしょうか。

なので実際のところ、お茶してるときにポッと話が出たり、近所で立ち話しているときや飲み会の帰り道で、ボソっと話されることが多いと思います。
いかがでしょう?
そんなとき看護師として何を言ってあげますか?
きっと、治療や薬の知識よりも心の支えがほしいんじゃないでしょうか。

毎日親の介護に振り回されていて限界…
もう介護がしんどくて仕事やめようと思ってて…
うちの親がもう看取りなんだけど、私どうしたらいいのか…
うちの親ががん治療でどんどんやせ細っていくんだけど、ほんとにこれでいいの…?
という悩みに寄り添う対応をお伝えします。

 

セミナーの内容

■介護

①心理学の要点3つ
②高齢者が生きた時代の特徴
③若者が生きている時代の特徴
④介護・認知症の深層心理
⑤諸外国の介護事情
⑥ケアラーが抱える心の問題
⑦介護の心得
⑧ご家族に関わる第三者の心構え

■看取り

①エリザベス・キューブラ・ロスの研究
②自宅看取りのモノサシ
③看取りの本質とは
④ご家族に関わる第三者の心構え

■がん

①親のがん治療、勧める?勧めない?
②ご家族に関わる第三者の心構え

 

アンケート結果

以下はプライマリー・アシスト株式会社様よりいただいたアンケート結果です(抜粋)

開催日:2023年12月2日(土)13:00~15:00
形式 :オンライン(ウェビナー)

<アンケート概要>
対象 :セミナー申込者92名
セミナー参加者70名
アンケート回答者47名(回答率:67%)

 

 

 

 

ご意見・ご感想など

<意見・感想>
・とても勉強・参考になるセミナーでした。ありがとうございました。知人の産業保健師にも、職場の講師として紹介したいと思いました。

・聴くだけで、自分のことのように、相手の立場ならなら、と、俯瞰しつつ、思考が整理されるので、定期的に現場の声をお聴きしたいと思いました。

・団塊の世代の介護問題、社会全体で考えていくべき問題だと思います。

・介護者にだけでなく、保健指導でも使える声かけが学べたと思いました。

・元々、緩和ケアやがん看護の経験や興味があり、看取り対話師について自分も興味が湧きました。現在は産業保健師ですが、将来的なキャリアの一つとして考えていけたら良いと思いました。有意義なセミナーを開催していただき、ありがとうございました。

・会社によっては難しいのかも知れませんが、就業時間内でセミナーが受けられると嬉しいです。
・このような機会をいただきありがとうございました。また、今後の自身の知識の増築や支援方法についての学びの機会につながりました。

・自身のため、保健師として、介護・看取りについて、とても参考になりました。セミナーの運営に関わる皆さま・講師瀬野様に感謝いたします。

・アメリカでは抗がん剤の使用を選択する数が減っているとのことでしたが、アメリカの医療制度は日本 国民皆保険制度 とは異なるため、一概に比較できるものなのか疑問でした。日本のがん罹患者は増え続けているので、恐らく国民皆保険制度、高額医療などの制度の整った状態では、まだまだ抗がん剤治療をする人は増えていくので、ちょっと違和感があります。

・同世代の講師のお話し、すんなりとはいってきました。貴重な機会を頂きありがとうございました。

・リアルな話をしてくださったので同じ産業現場のスタッフとそれぞれの立場で活かしていければ良いことだなと思いました。ありがとうございました。

・保健指導でも「現状を肯定してあげる」ことを念頭に置いて行いたいと思いました。行動を示唆すると期待や評価に繋がり逆効果で、行動の変化ではなく認識の変化を促す(行動心理学では変えられない)というお話は目から鱗でした。明日からは違った視点で対応してみます。また機会がございましたらお話をお聞かせいただけると幸いです。ありがとうございました。

・ご講演ありがとうございました。介護にあたる際の手順・チェックリストについてもぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

・産業保健師が対象のセミナーだったので、介護やがんとの両立支援における会社の支援体制づくりの話が聞けるかもしれないと思っていたので、少し思っていたのとは違った内容でした。ただ講師の話はとてもわかりやすかったのでセミナーの内容は理解でき、とても勉強になりました。このようなセミナーを開催して頂きありがとうございました。

 

開催した感想

非常に多くの方にご参加いただきました。産業保健師・看護師の皆さまが社員様と関わる上で、とても心の部分を大切にされていること、そして関心の高さを感じました。ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

今回のセミナーでもっともお伝えしたかったことは「看護師は第三者である」ということ。介護や看取り、病気で悩んでいる人の目の前には、必ず誰か(たいていはご家族)がおり、看護師はその二者を俯瞰して関わらねばなりません。この『俯瞰』というのが難しく、オンラインでは工夫が必要でした。

また、職場では「専門職ー社員」という関係性ですが、ご自宅に帰ると「自分ー家族」と立ち位置が変化することから、専門職の伝えた言葉がそのまま伝わらず、置き換わってしまうこと。ゆえに、心の中でどのような言葉に変換されるかを予測して言葉を発しなければならないことなど、とても深い内容となりました。

主催のプライマリーアシスト株式会社様からも「専門職同士は、やっぱり奥が深いね~!いやー、すごくよかったです!」と仰っていただきました。また、アンケートの内容はここに掲載している約3倍頂いており、驚くほどたくさんの反応をいただきました。2時間めいっぱいの内容でしたが、皆さま本当にしっかりご視聴くださっていたようで、心から感謝しています。

 

 

この記事を書いた人

 

 

 
看取り対話師協会主宰
一般社団法人日本ナースオーブ
代表理事/せのようこ
看護師経験30年

認知科学・コミュニケーションの講師を15年務める。より良いお看取りを日本に広めるため、経験10年以上の看護師チームで保険外訪問看護サービスを開始。
代表よりご挨拶

 

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