私たちは通常、言葉を交わすことができていれば‟コミュニケーションできている”と思っています。そしてコミュニケーションと言えば‟対人コミュニケーション”のことだと思うでしょう。ですが対人コミュニケーションには、自分自身の内面が映し出されています。よって内面を変えることで、対人関係の質が変化します。
この講座ではコミュニケーションの詳細を説明し、心の仕組をお伝えしています。実は、私たちは一日のほとんどの時間コミュニケーションしており、大切なのはセルフコミュニケーションです。
看護師は看護学校で体の機能を学びますが、この講座では‟身体の意味”を理解します。すると心と体のつながりが見えて来るでしょう。たとえば解剖学で眼球の動きと睡眠について学んでいますが、それが人生においてどのような意味があるかご存知でしょうか?そうして自分自身の仕組を知ることで、相手の微細な心の動きを身体を通して認識することが可能になります。
お看取りで関わる私たちが、穏やかな心の状態でいることは必要不可欠なことです。さらに保険外となれば、‟関わりの質”を向上することは当然のことと思います。お看取りは家族にとって、二度と取り戻せない時間です。この看護師さんに来てもらってよかった、この貴重な時間があったから元気に生きていける、と残されるご家族に感じていただくことが私たちの目的ではないでしょうか。
この記事を書いた人
看取り対話師協会主宰
一般社団法人日本ナースオーブ
代表理事/せのようこ
看護師経験30年
認知科学・コミュニケーションの講師を15年務める。より良いお看取りを日本に広めるため、経験10年以上の看護師チームで保険外訪問看護サービスを開始。
代表よりご挨拶
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