日本は超高齢化国ですが、それだけではなく日本は世界一長く続いている国です。日本の建国は2700年前。これほど長く存続している国は他になく、2位のデンマークは1100年、3位のイギリスは900年です。日本は確かに少子高齢化が著名になっていますが、これは何も日本だけの問題ではなく他の先進国(中国やフランス等)もこれから同じ道を行くため、日本がどのようにしてこの難局を乗り切るか静かに見守っている状態です。
生まれ変わらねばならないのは人類だけでなく、地球そのものがそうかもしれません。人類は何百年も地球を我がもの顔で使い、搾取し、奪い合い、争い、殺し合って来ました。中には戦争を起こすことによって利益を搾取しようとしている人もいるようです。地球はそうした人類の自我に傷つき、疲弊してしまっているのではないでしょうか。
このままでは地球そのものが破滅してしまう…。だからこそ人類が考え方を改め、奪い合いや争いをやめて、愛のある地球へと次元上昇させていく必要があります。情報化時代がやって来たのも然り、人類は多くを学ばねばなりません。おそらくAI(愛)が、より多くの人が学び、新たなつながりをつくっていけるよう取り計らってくれているように思えます。あなたは?今のままで大丈夫ですか?
この講座でお伝えしているのは「五次元五原則」です。人間関係の悩みについて、五次元の考え方を5つのパターンで学習し、あらゆる争いごとを昇華していきます。一つヒントをお話しますと、あらゆることには裏と表があり、その状況その状況によって、表にもなり裏にもなり得ます。
実は、日本文化は昔からそういうことを伝えており、日本人はそもそも抽象的思考で五次元の概念でした。しかしながら戦後の操作で日本人の歴史や過去を断ち切られてしまったため、私たちは思い出す必要があるんですね。そもそも日本は太陰太陽暦で、陰も陽も、裏も表も、右も左も、良いも悪いも、あらゆる二極を俯瞰する力を持っていたのです。
お看取りに寄り添う看護師が、善悪二元論の考え方をしているとどうなるでしょう?たとえば命の誕生は善で、死は悪であると。すると目の前で人生を終えようとしている人は、とてもしんどいですね。家族も悲しみが強くなります。「死」は無意味なものではなく、意味がありますし、次なる人生へのスタートです。これから人類は数多くの死と直面するのだろうと思いますが、それは同時に、私たち看護師の成長を促す機会でもあるのでしょう。
この記事を書いた人
看取り対話師協会主宰
一般社団法人日本ナースオーブ
代表理事/せのようこ
看護師経験30年
認知科学・コミュニケーションの講師を15年務める。より良いお看取りを日本に広めるため、経験10年以上の看護師チームで保険外訪問看護サービスを開始。
代表より
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以下の動画は、看取り対話師研修ディスカッションのアーカイブ(2024.2.8)です
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