言葉が大切であることは多くの人がご存知かと思います。本質的には言葉よりも「感覚」が多くを占めますが、この世界は「言葉」によって現実世界を形成していきます。量子力学的には、言葉にする前は素粒子がもわっと広がっているだけで、意識して言葉にすることによって素粒子が波状から粒状に変化し、ある一定のタイムラグのあと物質化して捉えることが可能になります。
日本には古くから「言霊学」の教えがあります。戦後に日本文化を断ち切られてしまったため現代人の多くは知りませんが、実は秘密裏に受け継がれています。特に日本語の母音・父韻は自然の周波数や太陽系惑星の周波数と近似しており、宇宙創造原理と言えます。言霊学はスピリチュアルではなく、認知科学や量子力学でも同じことを説いています。
しかしながら戦後の貧しい時代を生きた高齢の方々は、淋しい・悲しい・怖いなどの感情や、身内・親子のいざこざを抱えながら生きて来た人が少なくありません。それらは身体(魂)に刻み込まれるため、念を抱えたままの魂は天に昇華しづらく、この世を彷徨います。したがって対話によって本心に気づくことは、魂が浄化されます。言葉の大切さを重んじる看取り対話師が関わることで、心の中のさまざまな葛藤を昇華してもらうことができれば本望です。
この記事を書いた人
看取り対話師協会主宰
一般社団法人日本ナースオーブ
代表理事/せのようこ
看護師経験30年
認知科学・コミュニケーションの講師を15年務める。より良いお看取りを日本に広めるため、経験10年以上の看護師チームで保険外訪問看護サービスを開始。
代表よりご挨拶
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