ここから「新たな世界とのつながり方」が始まります。前半は、文明を断ち切られた日本が戦後どのような道を歩まされて来たのかについてお伝えしていますが、後半は、明治開国で封印された日本の根源についてお話しています。看取り対話師の「対話」の部分に入っていきましょう。
150年前、日本政府が開国せざるを得ない状況になったとき、明治の昭憲皇后が封印したものがあります。それがもし世界の支配者に知られてしまうと、地球全体が悪に乗っ取られてしまうと懸念してのことでした。それは天皇家が受け継いで来た学問で、それを知るほとんどの人が抹殺されましたが、それでもわずかに生き残った人々が、細い糸を紡ぐかのように引き継いで密かに伝えられていました。
日本語は世界中でもっとも難しい言語であると言われています。英語のように学習で習得できるようなものではなく、開国人が日本語をちゃんと理解するのは不可能だと言われています。ひらがな、カタカナ、数字、漢字、漢字にも音読みと訓読みがありますね。それらを会話だけで、刻一刻と最適解を導き出している日本人は、実はとてもハイスペックなのです。
あなたは音に意味があると思いますか?何千年もの歴史の中で、あらゆる哲学者が音に意味なんかないと言ってきましたが、唯一、2500年前の哲学者であるアリストテレスだけが「音には意味がある」と言っていました。でもなんとなく、日本人のあなたは感覚的にわかるのではないでしょうか?日本語の奥深いところを学ぶことで、あなたの世界観が変わると思います。そしてお看取りの対話に活かしてください。
この記事を書いた人
看取り対話師協会主宰
一般社団法人日本ナースオーブ
代表理事/せのようこ
看護師経験30年
認知科学・コミュニケーションの講師を15年務める。より良いお看取りを日本に広めるため、経験10年以上の看護師チームで保険外訪問看護サービスを開始。
代表よりご挨拶
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