お看取りの看護師として次元を高めていく / 心理プログラムOneness①

もしあなたがお看取りされる立場だったら・・・旅立ちの時を迎え、この期に及んでお説教されたり否定されたらいやですよね。ああしなさい、こうしなさいと強いられることもうんざりですね。それはとても辛く悲しいことです。看取り対話師はお看取り専門の看護師として、目の前の人がいかなる人であろうと、どんな状態であろうと肯定する力を持ちます。「死」に対してオールOKする意識の拡大が必要。Onenessでは今までと次元の違う学習内容に入っていきます。新たな世界とのつながり方を学びましょう。

 

死に対する無意識バイアスに気づく

看取り対話師研修のディスカッションでは、ときどき死に対する課題が上がります。例えばそれが身内のことであるとき、私たちはどうしても、どういう治療がいいのか?どういう方法で治療を促すことが最善なのか?という意見に偏ります。どうやら私たちには、看護師としての生への責任感と、生物学的な死への拒否感があるようです。しかしながら、あえてその部分を意識化して、お看取りの看護師としての深い考察が必要になります。

 

すべては一つであるという学び

「Oneness=すべては一体である」という学びは、今の医療者にもっとも必要なことではないかと思います。通常、目に見えるものの世界で生きているのは3次元や4次元ですが、ここから先は5次元に入っていきます。

3次元は前後・左右・上下を認識できる意識状態です。4次元は時間と空間です。ですが4次元の認識では時間や空間を上手く扱うことができないため、私たちは自由ではありませんね。そして5次元は時間や空間を越えた循環を学習します。4次元と5次元の間には結界のようなものがあり、ここを越えるには知識としての学習だけでなく、経験によって身体の感覚で学ぶ必要があります。ただ、私たちが知らない世界を知っていくには、まず左脳的(言葉)な学習が必要なので、5次元の入り口として動画を学習してください。

 

二元論の争いを終える

3次元や4次元は二元論の価値観で生きているため、争いごとが起こります。良い・悪い、正しい・間違っている、自分・相手、治る・治らない、効く・効かない、そして生きる・死ぬ…。ただ争いごとを避けて、自分を押し殺して生きることを推奨しているのではありません。経験を通して身体が「腑に落ちる」という感覚が必要です。今あなたが知っている世界は、知らない世界の1/13ほどなのです。

 

お看取りは究極の二元論を越える

お看取りは、次なる人生へのスタートと言えます。そのとき、どういう状態で旅立つか?が看取り対話師の関わりにかかっています。もちろんご家族を含めてです。もしそばにいる看護師が物質にとらわれた生き方をしていたらどうでしょう?心の中に不足感や不満や欠乏感をたくさん抱えた状態で、お看取りの人に関わったらどうなるでしょうか?きっととてもしんどい波長を受け取ることになり、より良い旅立ちが難しくなりますね。お看取りに関わる看護師だからこそ、自分自身の魂を磨き、よりクリアな波長で寄り添う必要があります。

課題がありますので取り組んでください。

 

 
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この記事を書いた人

 

 

 
看取り対話師協会主宰
一般社団法人日本ナースオーブ
代表理事/せのようこ
看護師経験30年

認知科学・コミュニケーションの講師を15年務める。より良いお看取りを日本に広めるため、経験10年以上の看護師チームで保険外訪問看護サービスを開始。
代表よりご挨拶

 

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