看取り対話師の特徴は全人的に人を看ることにあります。
全人的に看るということは、単にどういう言葉のやり取りがあったかだけでなく、その言葉によって、相手の心の中にどういう影響を与えるか?について予測をした上で、対話を行うということです。コミュニケーション力を格段に上げていきます。
多くの人は、良くないことが起こったとき「なんでそんなこと言うの?」「なんでこんな目に遭うの?」と心の中で思うことでしょう。それは「あの人が悪い」「起こった出来事が悪い」と、自分以外のせいにしていることを意味しています。しかしながら現代では、量子力学、認知科学、脳科学によって、すべて自分の内面が作り出したものであると証明されています。それは日本の仏教や言霊学でも同じことを教えてくれています。
「物事の原因を自分自身に取り戻す」ということは、日本文化を断ち切られてしまった私たちにとってはなかなか難しいことかもしれませんが、それを受け入れた人のみ、状況を変えていくことができます。そのために出来ることは思い込みを変えることで、思い込みは自分自身の中にいつの間にか出来上がってしまった無意識的なプログラムを書き換えることにあります。
この動画では、自分自身の無意識プログラムを書き換えるために、寝る前に1分でできる方法をお伝えしています。課題を実践し、変化を体験して、自分自身のプログラムを知ることー、それを他者に応用して人を理解していきます。また、応用することによって他者の変化を促進させることが可能になります。簡単な課題ですので、毎晩続けてみましょう。
私たちはそうして、目の前の人が生きて来た人生を理解し、共感することが可能になります。自分自身を知らずに、なんで?なんで?と思っているうちは、本当の意味で人に共感することはできません。看取り対話師は、今まさに人生を終えようとしている目の前の人を『全肯定』し、またご家族をも肯定してより良い関係をつくるために尽力します。人の深層心理を学び、その扱い方についてマスターしてください。
この記事を書いた人
看取り対話師協会主宰
一般社団法人日本ナースオーブ
代表理事/せのようこ
看護師経験30年
認知科学・コミュニケーションの講師を15年務める。より良いお看取りを日本に広めるため、経験10年以上の看護師チームで保険外訪問看護サービスを開始。
代表よりご挨拶
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以下の動画は看取り対話師研修受講者専用です
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